ウェルネス習慣、頑張ったけど「私たちには合わなかった…」記録を見直して夫婦で次の一歩を見つける方法
ウェルネス習慣、始めてみたけれど…「これで合ってるのかな?」と感じたら
健康的な生活を送るためにウェルネス習慣を取り入れてみたい、あるいは夫婦で一緒に何か始めたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。実際に一歩を踏み出し、運動や食事、睡眠の習慣を記録してみたけれど、「思っていたほど効果を感じない」「なんだか続かない」「これで本当に自分たちに合っているのだろうか」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
特に、これまであまり健康習慣がなかった方や、一人だと続かず挫折経験がある方にとって、「頑張ってみたけれど合わなかった」という経験は、次に踏み出すハードルを上げてしまうこともあります。しかし、それは決して失敗ではなく、自分たちの体や心、そしてライフスタイルを知るための貴重なステップです。
このサイト「わたしたちのウェルネスダイアリー」は、夫婦それぞれのウェルネス実践記録を共有し、互いに励まし合うことを目的としています。記録は単にやったことを記すだけでなく、自分たちにとって「何が合っていて、何がそうでないか」を知るための大切なツールになります。
この記事では、ウェルネス習慣が「合わない」と感じたときに、あなたがつけた記録をどのように見直し、夫婦でどのように話し合い、次に繋がる「私たちに本当に合うウェルネスの形」を見つけていくかの具体的な方法をご紹介します。難しいことや特別なことは必要ありません。あなたの記録と、夫婦での穏やかな対話が、次のより良い一歩を後押ししてくれるでしょう。
あなたのウェルネス記録を「見直しツール」として活用する
ウェルネス習慣を始めてみたけれど、「どうも続かない」「期待した効果がない」と感じている場合、あなたがこれまでに記録した内容は、その理由を探るための宝庫になります。記録を単なる「やったことリスト」ではなく、「何が自分に合っていたか、何が合わなかったか」を知るためのツールとして活用してみましょう。
記録を見直す際に注目していただきたい点としては、以下のようなものがあります。
- 実施内容とその時の体調や気分:
- 「朝のウォーキングを30分行った」→「その日は一日体が軽く感じた」のか、「逆に疲れてしまった」のか。
- 「寝る前にストレッチを10分した」→「いつもより寝つきが良かった」のか、「体が冷えてしまった」のか。
- 「特定の食材を使った食事にした」→「お腹の調子が良かった」のか、「なんとなく体が重く感じた」のか。
- 実施した時間帯や頻度:
- 「毎朝5時に起きて運動しようとした」→「日中眠くてパフォーマンスが落ちた」のか、「問題なく続けられた」のか。
- 「毎日続けようとしたけれど、週に2回しかできなかった」→なぜできなかったのか?(時間がない、疲れていた、やる気が出なかったなど)
- 記録の具体的な内容:
- 睡眠時間だけでなく、「眠りの質」(途中で目が覚めたか、ぐっすり眠れたか)
- 食事内容だけでなく、「食事中の気分」(楽しい、焦っているなど)
- 運動内容だけでなく、「運動中の体の反応」(体が硬い、軽い、痛むなど)
これらの記録を読み返すことで、「実は朝の運動より夜の方が合っているかもしれない」「毎日やるより、週に数回の方が無理がない」「特定の食事で体が重くなる傾向がある」といった、具体的な気づきが得られることがあります。
もし記録が単純な箇条書きだけであったとしても、大丈夫です。記録を見ながら、その時のことを思い出してみてください。「あの時、なぜ続かなかったんだろう?」「どんな気持ちで取り組んでいたかな?」と、自分の内面に優しく問いかけてみることが大切です。
記録を共有し、夫婦で「合わない理由」と向き合う
自分自身の記録からいくつかの気づきが得られたら、次はそれを夫婦で共有するステップです。ここが「わたしたちのウェルネスダイアリー」というサイトの最大の価値を発揮する場面です。
多くの場合、ウェルネス習慣が合わなかった理由や、そこからくる感情は、自分一人では客観的に捉えにくいものです。また、夫婦であっても、お互いが内心どう感じているかを知らないままでは、次のステップに進むのが難しくなります。
記録を共有する際は、お互いを責めたり、非難したりするのではなく、あくまで「自分たちのウェルネスの形をより良くしていくため」という建設的な視点を持つことが大切です。
例えば、以下のように記録を共有し、話し合ってみてはいかがでしょうか。
- 「この一週間、ウォーキングを記録してみたんだけど、どうも朝は体が重くて。記録を見ると、体が軽いのはむしろ夕方の方みたいなんだ。あなたはどう?」
- 「毎日の筋トレ、頑張って記録してたんだけど、実は正直言って結構きつくて…。記録を見返すと、体が疲れてるって書いてある日が多いんだよね。何か別の方法の方が合うのかな、って考えてるんだけど、どう思う?」
- 「一緒に始めたこの健康法、あなたはどんな感じ?私は記録で気づいたんだけど、これだけだとちょっと物足りない気がしてて。あなたの記録からは何か見えてきた?」
このように、自分の記録から得た気づきを具体的に伝え、「あなたはどう?」と相手の状況や意見を尋ねることで、会話が生まれやすくなります。相手も自分の記録を見返しながら、感じていることを話してくれるかもしれません。
夫婦で話し合うことで、「自分だけがそう感じているわけじゃないんだ」と安心したり、相手の記録から「こんな視点もあったのか」と新しい発見があったりします。また、片方には合わなくても、もう片方には合っているということもあります。お互いの違いを理解し、尊重する良い機会にもなります。
「私たちに合う」新しいウェルネスの形を見つけ、励まし合う
記録の振り返りと夫婦での話し合いを通じて、「今の習慣は私たちには合わないかもしれない」という共通認識が生まれたら、次は「私たちに本当に合う」新しいウェルネスの形を一緒に見つけていくステップです。
ここでも、過去の記録や話し合いで得られた気づきが役立ちます。例えば、「朝の運動は合わないけれど、夜のストレッチは気持ちが良い」「毎日のハードな運動より、週に数回の軽い散歩なら続けられそう」「特定の食事法より、まずは『野菜を一品増やす』ことから始めよう」など、具体的な改善点や代替案が見えてくるはずです。
新しい習慣を選ぶ際も、最初から完璧を目指す必要はありません。前回の経験を踏まえ、より無理なく、より楽しめる方法を、夫婦で一緒に探してみてください。そして、再びそれを記録し、共有していくのです。
新しい習慣を始める際には、夫婦間の励まし合いが大きな力になります。
- 「今日は夕方一緒に散歩に行ってみようか?」
- 「今日の記録、〇〇ができたって書いてあるね!素晴らしい!」
- 「今日は疲れているみたいだから、無理せず休もうね。また明日頑張れば大丈夫。」
このように、記録をきっかけにした声かけや、お互いの頑張りを認め合う言葉は、ウェルネス習慣を継続する上で非常に重要です。以前の習慣が合わなかったとしても、その経験と、夫婦での対話、そして記録の共有というプロセスを経ることで、二人の絆はより強まり、次に試す習慣はきっとより自分たちに合ったものになるでしょう。
合わなかった経験も、二人の大切な記録に
ウェルネス習慣を始めてみたけれど、どうもしっくりこなかったり、続かなかったりすることは、決して珍しいことではありません。大切なのは、そこで諦めてしまうのではなく、その経験を「私たちにとって何が合うのか」を知るための貴重なデータとして捉え直すことです。
あなたがこれまでつけた記録と、それを元にした夫婦での正直な話し合いは、次に進むための大きなヒントを与えてくれます。「わたしたちのウェルネスダイアリー」は、そうした試行錯誤のプロセス全体を応援する場所です。
もし今、「頑張ったけど合わなかったな」と感じているなら、まずはあなたの記録を見返してみてください。そして、その気づきをぜひパートナーと共有してみてください。お互いの記録を共有し、話し合い、励まし合いながら、きっと「私たちに本当に合う、無理なく続けられるウェルネスの形」を見つけられるはずです。
焦らず、自分たちのペースで、心地よいウェルネスの旅を続けていきましょう。あなたの次の小さな一歩を、このサイトはいつも応援しています。