ウェルネス習慣ゼロでも大丈夫!夫婦で始める『今日の一歩』の簡単な記録方法
ウェルネス習慣、何から始めれば良いか分からない皆様へ
「健康のために何か始めたいけれど、一体何から手を付ければ良いのだろう」「一人だとどうしても続けられなくて、結局挫折してしまう」「夫婦で一緒に健康的な生活を送りたいけれど、お互いになかなかきっかけが掴めない」
このようなお悩みをお持ちではありませんか。
健康への意識はあっても、日々の忙しさの中で新しい習慣を取り入れることは、決して容易なことではありません。特に、全く習慣がない状態から始める場合、そのハードルを高く感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、ご安心ください。大規模な取り組みや複雑な知識は一切必要ありません。まずは、今日からできる「小さな一歩」を踏み出し、それを「簡単に記録する」ことから始めてみませんか。そして、その小さな記録を夫婦で共有することが、習慣化への大きな力となる可能性を秘めています。
この記事では、ウェルネス習慣が全くない初心者の方でも無理なく始められる「今日の一歩」の見つけ方、その簡単な記録方法、そして記録を夫婦で共有する価値と具体的なコツについて解説いたします。
なぜウェルネス初心者こそ「記録」をおすすめするのか
「記録」と聞くと、少し面倒に感じられるかもしれません。しかし、特にウェルネス習慣がゼロの状態から始める方にとって、記録は非常に有効な手段となり得ます。その理由をご説明します。
1. 自分の現状を客観視できる
記録をつけることで、「自分が何をして、何をしなかったか」が明確になります。漠然と「何もできていない」と感じていたとしても、小さな記録を積み重ねることで、「今日はストレッチを5分できたな」「水を意識して飲んでみたな」といった具体的な行動を認識できます。これは、自己肯定感を高め、次の行動への意欲に繋がります。
2. 小さな変化に気づき、モチベーションに繋がる
例えば、「毎日10分散歩する」という小さな目標を立てて記録し始めたとします。1週間、2週間と記録を続けるうちに、「前より体が軽く感じるかも」「階段の上り下りが楽になった気がする」といった小さな変化に気づくことがあります。記録は、これらの目に見えにくい変化を認識する手助けとなり、継続のモチベーションを維持する力となります。
3. 「やった」という達成感が得られる
記録用紙やアプリに「〇〇をやった」と書き込む、あるいはチェックをつける行為そのものが、「今日の目標を達成した」という感覚を与えてくれます。これは、脳の報酬系を刺激し、ウェルネス行動をポジティブな経験として捉えることに繋がります。
「今日の一歩」の見つけ方:ハードルを最小限に
ウェルネス習慣を始める際、最も重要なのは「無理なく続けられること」です。壮大な目標を立てる必要はありません。「今日の一歩」は、文字通り、今日からすぐにできる、非常に小さな行動で十分です。
完璧を目指さない
「毎日30分運動する」「毎日自炊して栄養バランスを整える」といった目標は素晴らしいですが、最初から完璧を目指すと、できなかった時に挫折感に繋がりやすくなります。まずは、失敗しても影響が少ない、最小限の行動から始めましょう。
「これならできそう」を探す
以下は、「今日の一歩」の具体的な例です。ご自身のライフスタイルに合わせて、「これならできそう」と感じるものを選んでみてください。
- 体を動かす:
- いつもより少し遠いコンビニまで歩いてみる。
- エレベーターではなく階段を使ってみる(短い距離から)。
- 寝る前にベッドの上で簡単なストレッチを3分だけ行う。
- テレビを見ながら軽く足踏みをする。
- 食事・水分:
- いつもの食事に野菜を一切れ追加してみる。
- 意識して水をコップ一杯多く飲む。
- 甘い飲み物ではなくお茶を選んでみる(一日一回でも)。
- 心:
- 寝る前に今日良かったことを一つだけ考える。
- 好きな音楽を聴く時間を5分作る。
- 短時間、窓を開けて深呼吸をする。
重要なのは、「これならできる」と感じられるレベルにまでハードルを下げることです。もし「ストレッチ3分も辛い」と感じるなら、「座ったまま首を回すだけ」でも構いません。
「今日の一歩」の簡単な記録方法
「今日の一歩」を見つけたら、次にそれを記録します。記録方法も、最も簡単なものを選びましょう。複雑なツールや完璧なフォーマットは不要です。
記録はシンプルに
記録する項目は最小限で構いません。例えば、以下のような情報だけを記録します。
- 日付: いつ行ったか
- やったこと: 具体的な行動(例: 「ストレッチ3分」「水をコップ1杯多く飲んだ」)
- 簡単な感想(任意): 例: 「気持ちよかった」「少し眠い」など
ツールも身近なもので
特別なアプリでなくても、身近にあるもので十分記録できます。
- ノートや手帳: 手書きで簡単にメモします。
- スマートフォンのメモ機能: いつでもどこでも記録できます。
- カレンダーアプリ: 特定の日にやったことを書き加えます。
- サイトの記録機能: わたしたちのウェルネスダイアリーのように、記録に特化した機能があれば活用します。
大切なのは、記録を継続することです。完璧に毎日記録できなくても落ち込む必要はありません。記録できなかった日があっても、「また今日から再開しよう」と気楽に考えることが、長期的な継続に繋がります。
夫婦で記録を共有する価値とコツ
ウェルネス習慣を「一人で」続けることが難しいと感じる方は多いでしょう。そこで、ぜひ「夫婦で」取り組むことをおすすめします。そして、その取り組みの中心に「記録の共有」を置いてみてください。
共有のメリット
- お互いの頑張りが可視化される: 相手がどんな小さな一歩を踏み出しているかを知ることで、励みになります。
- 共通の話題が増える: 「今日のストレッチどうだった?」「水を飲むの意識できた?」など、ウェルネスに関する会話が増え、夫婦間のコミュニケーションが豊かになります。
- 「見られている」意識が継続を後押し: 一人だけの記録と違い、誰か(配偶者)が見てくれるという意識が、モチベーション維持に繋がることがあります。
- 困った時に相談できる: 体調の変化や、続ける上での悩みなどを共有し、支え合うことができます。
共有のコツ
- 無理のない方法で: 毎日、長文で報告する必要はありません。サイトの記録機能を活用したり、あるいは「今日のウェルネス:ストレッチ💪」のように、LINEで簡単なスタンプと一緒に送るだけでも十分です。
- お互いを肯定的に: 記録内容に対して、批判や否定はせず、「頑張ったね!」「素晴らしいね!」といった肯定的な言葉をかけ合いましょう。小さな一歩でも、認め合うことが大切です。
- 競争ではなく、協力: どちらかが「進んでいる」「遅れている」と比べ合うのではなく、「二人で一緒に、それぞれのペースで」という協力の意識を持つことが重要です。
- 完璧を求めない: 相手が記録を忘れたり、行動できなかったりした日があっても、責めずに温かく見守りましょう。「そんな日もあるよね」と受け入れる寛容さが必要です。
まとめ:小さな一歩と簡単な記録から、夫婦のウェルネス習慣を
ウェルネス習慣を全くお持ちでない初心者の方でも、今日から始めることは可能です。
- まずは「これならできる」と思える非常に小さな一歩を見つけましょう。
- その一歩を、最も簡単な方法で記録してみましょう。
- そして、その小さな記録を夫婦で共有し、お互いを励まし合いましょう。
この「小さな一歩」と「簡単な記録」、そして「夫婦での共有と励まし合い」のサイクルが、あなたの、そしてご夫婦のウェルネス習慣の確かな土台となります。
わたしたちのウェルネスダイアリーは、このような皆様が、無理なく、楽しく、夫婦で一緒に健康的な習慣を育んでいくための一助となることを願っています。
さあ、まずは「今日の一歩」を見つけて、簡単に記録することから始めてみませんか。その小さな一歩が、未来の大きな変化に繋がるはずです。